家族の関係性における1人部屋の役割と重要性

最近の突破ファイルで建築デザイナーのパート中に要望で子供ができたら1人部屋が欲しいって呟いた後に「自分の部屋を持たないと将来子供たちは家に帰りたくなくなる」っていうのを聞いた時にすごく納得した。

 

私の実家はアパート暮らしだから人数多い割に部屋数が人数分も無い。

だからどの部屋も家族皆で共有していて家の中にひとりでいることが難しい状況。

そうなると誰かが喧嘩したらその雰囲気が伝染しやすい。

それだけでなくその人が一人で頭を冷やす場所もない、愚痴が嫌でも聞こえてくる。

その空気から逃げる為の1人部屋という逃げ場所がないから関係ない人も毒される。

その時に関係ない人が1番気を遣わないといけないということが発生する。

 

だから私は実家が好きだから帰省する気持ちは全くない。

帰省して数日でだから帰省はしたくないんだよなって思うのがお決まりになっている。

1人暮らしの方が精神的に安定する。

それに気付いたら私にとって家族との距離感はそれぐらいが最適なんだと分かった。

 

これらのことを踏まえると1人部屋の必要性は各々のプライベートを確保するだけでなく、家の中での逃げ場所を作ることにあると思っている。

1人部屋があることで安心できる場所が保証されるし、余裕が生まれてお互いが心地よい距離感を保ち、相手を思いやることができるんじゃないかと思った。